古代では世界のおへそ(中心)として信じられていた町。ポイボス・アポローンを祀る神殿で下される「デルポイの神託」で知られています。古代デルポイの遺跡はユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
アテネの外港都市として発展しました。ピレウス港は、ギリシャ最大の港でありエーゲ海クルーズの拠点でもあります。
イオニア海に浮かぶ島です。洗練された雰囲気が漂う旧市街と透明度抜群の海が魅力の島です。
コリントス運河はギリシャ本土とペロポネソス半島の間を掘削した運河でその全長は6,343m、全幅はわずか23m、絶壁の一番高い部分は79m、深さ8mと非常に狭い運河です。その為、大型船は通航することが出来ず、現在は小型クルーズ客船や観光船のツアー、プライベートヨットなどで通航する場合がほとんどです。年間約15,000隻もの船舶が通航しており、この運河は、水位が一定の運河の為、閘門を持たず、一直線に縦断して掘られています。運河の途中には鉄道橋と道路橋が架かっています。コリントス運河の歴史コリントス運河の建造は古代ギリシャ時代から度々構想され、建設が試みられてきたと言われていますが、その度に挫折した歴史があります。紀元前7世紀頃、ローマ皇帝ネロの時代に再び、掘削がはじまりましたが、彼の死後、中断されてしまいました。時が流れ、1869年にスエズ運河が開通するとその機運に押され、ギリシャでも再びコリントス運河掘削の機運が高まりました。1869年に運河建設のための法律が整備されギリシャ政府がフランスの企業と工事の契約を交わしましたが思うように工事は進まず、1881年にハンガリーの企業にこの事業が引き継がれました。その後、1882年に運河の開削工事が再開しましたが、出資元の会社の倒産で工事は約8年ストップしてしまいました。その後ギリシャの企業に引き継がれようやく1893年に完成しました。コリントス運河は完成までに幾多の困難を乗り越えて造られた運河なのです。この運河の開通で、従来のペロポネソス半島を大きく迂回するルートに比べて航路が400kmあまり短縮されました。コリントス運河の場所コリントス運河運航シーズンと見どころクルーズ客船でコリントス運河を通航するクルーズは通常、地中海・エーゲ海のシーズン同様、4月から10月位までがほとんどです。コリントス運河通航だけのクルーズはほとんどなく、アドリア海やエーゲ海を巡るクルーズの行程の一部にコリントス運河通航が含まれています。コリントス運河の見どころは何と言っても客船の両岸に迫る絶壁です。客室のバルコニーや船首から眺める大迫力の絶景をお楽しみください。途中、橋が掛かっている場所からは橋から観光客が船を見下ろし、手を振っている様子などもお楽しみいただけます。コリントス運河は夕方から夜に掛けて通航する場合もありますので、何時頃通航するのかを確認しておくとよいでしょう。世界三大運河「パナマ運河」「スエズ運河」「キール運河」に次ぐ、知られざる絶景「コリントス運河」をぜひクルーズ旅行で訪れてみませんか。
※1:船会社のAPIシステムと連携し、料金・日程・空室状況など随時更新しています。※2:一部のコースのみ掲載しています。